暮ラシノユトリ舎お片づけ担当の鈴木るる子です。
人からのいただき物が処分しづらくて悩むことは多いと思います。
これはね、もう本当に割り切ることがむずかしい分野ですよね。
下さった方の気持ちがこもっていると思うと、モノを捨てるのはその気持ちを捨てるような気がしてしまいます。
よく受け取った時点で、すでにその役割を終えているから、その先はどうしようと自由というような考え方も目にします。
なるほどと思うけれど、思ったからと言ってすぐに処分できるかというと…できませんよね。
というか私はやっぱりできません。
ただどんなことにも「慣れ」というのはあると感じるのは、子どもにいただくお下がりについては、考え方がずいぶん定まってきました。
娘より少し年上の娘さんを持つお友だちから、数年にわたり何度もお下がりをもらいました。
やはりお洋服の傾向などがあって、これは絶対着ないだろうと思えるものも、最初の頃はどうしても捨てられませんでした。
そして1、2年後にサイズアウトして初めて「やっぱり着なかった」と確認してから処分していました。
そんなことが何回か続くうちに、だんだん判断が早くなってきました。
最近では、大きな小包が届くとその場で分類して、絶対着ないタイプのものを処分するところまで一連の流れとしてやってしまうようになりました。
もちろん喜んで大切に着させてもらうお洋服もたくさんあるんですよ。
特にフォーマル系のものは、趣味が入り込む余地もそれほどないし傷みも少ないので、とても重宝しました(しています)。
逆に一目見て、タンスの肥やしになると判断した服は、心苦しいのですが包みを開けたその場で処分に分類しています。
但し、すべてのいただき物に対してこんなふうにできるかというと、決してそうではありません。
同じ友人から同じ傾向のいただき物を何度もしているからこそ、できるようになったのですが、いただき物ってそんな一様じゃありませんよね。
種類も大きさも、いただいた理由も、下さった方との関係も千差万別。
結局悩むことには変わりないんですが、それでも一つ言えることは、できるだけモノと向き合う機会を作ることが大事だということです。
押入れの奥にしまい込みでもしたら、何年もそのままになってしまうでしょう。
趣味に合う、合わないの問題はあるでしょうが、目に触れる場所に飾ってみるなどして、使う努力をすることも有効です。
飾ってみてやはりどうしてもインテリアに合わないとわかれば、だんだんに踏ん切りがついてくるのではないでしょうか。
しまい込んで忘れてしまうのではなく、常に問うこと。
とは言ってもそれほどむずかしい話ではありません。
家の中の収納を折に触れ、開けてみる。
時間がある時や思い立った時にちょっと出して眺めてみる。
そんなことの繰り返しで、家の中は少しずつ風通しよくなっていくことでしょう。
個人的には、まだ始まったばかりの「1年で2000個手放すプロジェクト」に、かなりの希望を見出しています。
私が1年で2000個のモノを手放すプロセスをメルマガで実況中継しているのですが、これをやると否応なしにモノと向き合うことになります。
そして緩やかに、長期にわたってというところもポイントかなと思います。
やる気のある時期もない時期も、一定のペースで持ち物を点検するのに向いた方法ですよ。
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鈴木るる子