暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
バレンタイン。ちょっと過ぎちゃいましたけど、どんなふうにお過ごしでしたか?
我が家は女の子ですが、男の子をお持ちのママはちょっとドキドキな一日だったのかな?
小5ともなれば、友チョコ交換の真っ盛り??と思いきや、意外にそうでもありませんでした。
ちょこっと(洒落じゃないですよ)仲のいいお友だちからもらい、ちょこっとお返しした程度。
よくも悪くも、あんまりそういう風潮に巻き込まれない娘なのでした。
私の好きなKate Dicamilloさんという作家がいます。
去年は私にとって、子育てで中断した英語の勉強復活元年でしたが(勉強は中断しても仕事はしてた)、勉強も楽しく♪と思って児童文学をいろいろ読みました。
そのうちの1冊、Dicamilloさんの”The Miraculous Journey of Edward Tulane”という本は、去年読んだ20冊近くの中でも、深ーく心に残る物語でした。
日本語では『愛を見つけたうさぎ』というタイトルで出ています。
愛をみつけたうさぎ エドワード・テュレインの奇跡の旅 (ポプラ文学ポケット)
ケイト・ディカミロ バグラム・イバトーリーン
Edwardというのは陶器でできたうさぎの人形です。
持ち主の少女に可愛がられ、裕福な暮らしをしていましたが、その頃はその幸せに気づくこともなかったのです。
あるハプニングで少女と離れ離れになってから、いろいろな人の手に渡って旅を続けるのですが、その過程で苦しみながら愛とは何かを知っていくエドワード。
もうね、涙なしでは読めない、でも心が温かくなるお話です。
Dicamilloさんの投稿は、別の人形がエドワードに愛とは何かを語りかける場面のセリフでした。
自分を愛してくれる誰かが現れるかどうか自信のないエドワードに、
「必ず誰かが見つけてくれる。
でもそのためにはまず自分から心を開かなくては」
って言うんです。
物語を思い出すだけで涙が出ちゃうんですけど。
私たちは美しく整った空間から、よいエネルギーや癒しを得ることができます。
でもその空間を作るのは自分なのです。
片づけるっていうのは、その空間を大切にし、愛を送る行動だと思うんですよね。
手間と時間をかけて空間に愛を送ると、空間からはもっと大きなお返しがきます。
片づけがスムーズに進まない時は、植物の力を借りて下さい。
花やグリーンを飾ってみると、それにつられて雑多なモノをなくそうという力が働きます。
そう考えると、花を飾るということは、空間に愛を送るメッセージなのかも^^。
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