片づけペースメーカー鈴木るる子です。
先日受けた絵本の読み聞かせ講座。
絵本とは関係のないところで、ハタと考え込んでしまいました。
講師の先生は、ある図書館で責任のある地位に就かれている方で、笑いあり涙ありの素敵なお話をたくさん聞かせて下さいました。
その中で、ふとおっしゃったことが、心の中に引っかかって離れません。
先生ご自身はもう年配の男性です。でもご自分の子育て時代に、たとえば子どもと一緒に空を見て、きれいだなと思っても「きれいだね」とは言わなかったというのです。
きれいだな、というのは、あくまでも自分の感想。子どもがどう思うかは、子どもの自由っていうんですね。
つまり、親の価値観を押しつけないこと。
そのことに気をつけて子育てしてきたとおっしゃっていました。
こういう考え方に出会ったのは、実は初めてではありません。『地球大予測Ⅱ オーケストラ指揮法』という本。
著者の高木善之さんは、事故で生死の境をさまよった後に、奇跡的な復帰を遂げたオーケストラ指揮者です。
地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法
高木 善之
3人のお子さんを育てるのに、ご夫婦で話し合って、子どもには「事実だけを伝える」ことを心がけてこられたとか。
娘さんは、生まれつき頭に小さいハゲがあるそうなんですが、それを学校でからかわれた時のこと。
ケロッとして、「そうなの、見て見て、わたしハゲがあるのよ」と見せて回ったら、それきり誰も何も言わなくなったのだそうです。
娘さんには、ハゲがあることだけを伝え、そのことを親がどう思っているかを言ったことはないのだそうです。
これだとイジメなどには発展しようがないですね。
さてこのように、違う場で同じ考え方に続けて出会ったわけですが、私としてはまだ疑問が。
「おいしいね」とか「楽しいね」とか、そういうプラスの言葉も、やっぱり押しつけになっちゃうんでしょうか?
「おいしいね」「きれいだね」って、語り合いたい時もあるよね~。
私は最近までそういうことを意識したことがなかったので、ホントにわからなくて、いろいろ考え込んでいるところです。
というわけで結論は出ていませんが、今とても気になっている考え方をご紹介してみました。
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わかります^
女性って、おいしかったりたのしかったりした経験や感想や体験などを、相手と「共有」したいんですよ。だから「おいしいね~」という言葉が出るんだと思うんです
だけど、男性はまた、異なる感じ方や考え方なので、「おいしい!」というのはOKでもその味覚や感覚を「~だね」と相手に振るところが「押し付け」だと感じるんじゃないでしょうか。
わたし個人としては、「おいしいね~」は大アリですよ!
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>としそうママさん
そうですねえ。お二人とも男性ですよね。
高木さんは奥さんとも相談してそういうふうに
方針を決めていたようですが、
元々男性の発想なのかもしれませんね。
女性は共感、したいですもんね~~~。
価値観の押しつけということについては、
わかる部分もあるのです。
つまり自分がされたら嫌だな、と思うので。
やっぱり程度問題なのと、
あと、自分と子どもは違う人間ってことを
ちゃんと意識しているかどうかによっても
違ってくるのでしょうね。
「おいしいねえ~」がもしダメだとすると
ツライものがありますよね。
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この記事を読んで、昨日丸一日考え込んでしまいました。禿の話に似た体験が私にもあるので、確かに納得の行くところもあるのですが、価値観には、美徳とか道徳とかそおいうものもあるし…
たしかに、かくたる理由も無くネガティブに捕らえられていることに関しては、親の価値観の押し付けはしないほうがいいと思います。
たとえば、親が蛇が嫌いでも、子供は好きになるかもしれないので、子どもの前で過剰に反応して、気持ち悪いの怖いの言わないとか.。。。
この考えを貫いちゃうと、褒めるとき困りますよね。
きのうの夕方、娘が学校から帰ってきて得意そうに、アートの時間に描いたt虹の絵を見せてくれました。私は、一瞬考えましたが
「すごい!きれいだね~!」
と、私の価値観で褒めときました。
客観的とすると、これも、
「七色だねー。赤の隣に青があるねー。」
とか言わなきゃいけないのかな?などと考えながら。
なんか、とりとめもなくなってしまいましたが、え~と、うん。上の方がおっしゃったいるようにほどほどが大事ですかね。あとは、良い結果が出るように使う。子どもとの接し方って、むずかしい。
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>Chadaさん
考え込ませてしまったみたいでごめんなさい。
いやー、私も何だかモヤモヤと考え続けて
しまっていますが・・・(;^_^A
きれいだね、とか、おいしいね、とかは、
やっぱり言いたいですよね。
お嬢さんの絵を、きれいだねーと言うのが
いけないとは、とても思えません!
「七色だね~」には笑えましたが、
それじゃお嬢さんがっかりしちゃいますよね。
価値観の押しつけがよくないというのは
よくわかるのです。
Chadaさんも書いて下さっているように、
もし自分が好きなものを親に否定されたら、
それは悲しいですよね。
コメントいただいたおかげで、私もまた
新たに考えたこともありますので、
頭を整理してまた記事にしてみますね。
いい機会をありがとうございました!