おはようございます♪片づけペースメーカー鈴木るる子です。
(この記事は予約投稿しています。)
私がまだ学生で実家にいた頃、母が入院したことがありました。
家事なんて何もしないお気楽学生だった私が、しかたなく最低限の食事作りや洗濯などを担当しました。
簡単な料理くらいは頑張って作っていたのか、あまりよく覚えていませんが、伯母が心配して様子を見にきてくれました。
その時の私の悩みは、台所を片づけようと思っても片づかないことでした。
つまり片づける気はあるのに、片づけ方がわからない。
食器洗いはしていましたが、自分なりには片づけていたつもりのシンク回りは、日を追うごとにモノが積み重なっていきます。
ところが伯母の手にかかると、みるまにその辺がスッキリしたのです。
親戚とはいえ、よその家の台所なのに、ちゃんと片づけることができるのですよね。
一方の私は、自分の家なのに、何をどうしていいのかわからない。
その違いは何?ってすごく不思議でした。
でもその時1つ思ったのは、結局私は片づけ方がわからないと言いながら、本気で片づけようとしていなかったみたい。
伯母にしてみたって、人のうちなのですから、母がどこに何を置いていたかはわかりません。
これはここに置いたら使いやすいだろうって、その場で考えて整頓してくれたんだと思うんです。
私は「だってわからないもん」で手が止まっていて、どこに置いたら使いやすいかな?と一歩踏み込んで考えることを全くしていませんでした。
実は私、同じような思いをもう1回しているんです。
それは、かつて働いていたコンサルタント事務所に、新しく人が入ってきた時。
その事務所には、常勤スタッフではないけれどたまに顔を出して仕事をする、あるスタッフの机が置いてありました。
持ち主が不在のことが多いこともあって(?)その机は見事にゴチャゴチャ。
ボスもいましたが、その机に関しては別に片づけてくれてもいいし、放っておいてもいいよというスタンスです。
新しく来た女性は、そのゴチャゴチャ机のスタッフのアシスタントとして入ってきました。
私はずっと同じ事務所内にいながら、「人の机だし、私わからないし」と思って放置していました。
その女性は、散らかった机を整理して自分が使うために、片づけ始めました。
様子もわからないし、どうやって片づけるんだろう?と心配しながら見ていたのですが、どんどん書類の山が整理されていきます。
内容がわからないながら、たとえば経理関係とか、名刺とか、プロジェクトの資料とか、関連しそうなものをまとめてファイリングしていました。
もちろんすべて理解して正しく分類したわけではないはずです。
でもとりあえず、机の上はスッキリし、何冊かのファイルが並びました。
それを見て私はまたまたカルチャーショック。
わからなくても、片づけよう、わかろう、とりあえず分類して整頓しよう、という気持ちがあれば、片づくんだ…。
私が山積みの机を目の端で見ながら放置していたのは、やろうという気がなかっただけなのかもって思いました。
「片づけ方がわからない」と思った時、それは本当に「わからない」のでしょうか?
実はわかりたくないだけなのかも。
わかっているけど面倒なだけなのかも?
結局のところ、モノと向き合うことをしなければ片づかないんだなーと、この頃やっと素直に思えるようになりました。
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以前バイトしてるとき
割烹みたいなお勝手でこの字の棚には漆の椀とか高い器がありました
食器は懐石料理で季節で変えたりたくさん使ってましたが
キレイに収まってるせいか量が多く感じないし動きもバタバタせずちゃんと時間内に仕事も終えてました
片付けてその空間で気持ちがスッキリする生活って憧れます
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>北海道発チョコレートロール♪さん
素敵なコメントありがとうございます。
美しく、使いやすく、整えられた水屋の
空気が伝わってくるような気がしました。
上質なものが、手入れも行き届いて
きちんと収められている様子っていいですよね~。
暮らし全部をそういうふうにするのは
むずかしくても、部分的にでもエッセンスを
取り入れられたらな~と思います!