片づけがはかどらないときの1つの典型的な例。
モノをただこっちからあっちに移動させているだけのような気がするケースがあります。
捨ててよいかどうかもわからず、置き場所も決まっていないモノたちが目の前のテーブルにあって、邪魔だからとりあえず椅子の上に置く。
テーブルは片づくけれど、椅子に座れなくなり、また元に戻したりなんかして。
散らかっている時の、あるあるなんだと思います。
そういうときの処方箋としては、やっぱり面倒でも一つ一つのものを見るしかないんですよね。
カタマリのまま移動させるだけだと、いつまでたっても変わらないんです。
手を動かしても変わり映えしないことで、だんだん片づけがイヤになってしまったりして。
だからまず「分ける」をやってみるとよいです。
分類ってむずかしく感じますが、実はどんな分け方でもいいんですよ。
「要る」「要らない」でももちろんいいし、「使ってる」「使ってない」でもいいし。
行き詰まったときに意外とオススメなのが、「置き場所がわかる」「どこに置いたらいいかわからない」です。
わかるものは、片づければOK。
ではわからないものはどうすればいいか。
わからないのだから、どうしようもないですよね。
でも面白いことに、わからないものだけ集めてじっと見ていると、何らかの共通点が見つかったりするんです。
たとえば子どもが描いてくれた絵(捨てられないやつ)が複数見つかれば、まとめてファイルに入れよう、みたいに考えが進みます。
カタマリのまま眺めるだけだと、そんな判断力も働かなくなってしまいます。
ケースバイケースなので一概には言えませんが、ともかく分けてみることで、次の一歩が見つかりますよ。