暮ラシノユトリ舎お片づけ担当の鈴木るる子です。
日々のお片づけを一生懸命がんばっているつもりなのに、いつまでたっても理想の空間にならなくてもどかしくなることがあります。
床にモノが散乱しているわけでもないし、モノの置き場も一応決まっている。
それなのに何かが違う、でもどこがどう違うのかわからない時。
実を言うと私もそんな状態に陥ることがあります。
普段の生活の場であるリビングは、一通りは片づいているのですが、何となくせせこましいのが悩みのタネ。
いや実際に狭いので、しかたないと言えばしかたないんですが、ふと思ったのです。
せせこましさの原因は、私がオープンな空間を作ることを拒否しているからかも・・・?
拒否なんていうと言葉がちょっときついんですが、私、以前はお客様を呼ぶのにものすごーい抵抗感がありました。
たぶんどこかに書いたことがあると思いますが、生協に加入する時に係りの人が1回だけ説明に行きたいというのを全力で阻止して、無理矢理郵送で済ませたくらいです。
理由はもちろん「部屋が散らかっているから」。
今から思うと、そこまでひた隠しにするほどではなかった気がするんですが、とにかく自信がなかったのです。
今はだいぶ片づけも進んでいますし、ずいぶんそのへんの抵抗感もなくなりました。
でもやっぱり、初めての方やお久しぶりの方を呼ぶ時は「どっこらしょ感」があります。
そんなわけで私はこのリビングを、無意識のうちに「あまり人を呼ばなくていい場所」に仕立てあげているフシがあるみたい。
そんなある意味衝撃的な気づきがあったものですから、ちょっと考えてみました。
「もしも私がもっと社交的な人だったら?
もし、お客さまを呼ぶのが大好きで、いつも大勢の人が出入りするような家だったら?」
…そうしたらね、今とは全く違うリビングの使い方が浮かんできたんです。
この空間はリビングというより、楽屋のようなスペースにしてあまり多くの機能を持たせない。
今は何でもかんでもリビングでやろうとしているけれど、もっとスッキリ広々とさせることができそう。
そして2部屋続きの和室があるので、間のふすまを取り払って、そこにいつでもお客様を通せるようにする。
今まで思ってもみなかったような考え方ですが、自分の家なのですからそんな使い方だって可能なわけです。
いえ、現実的にはその和室のうち1室は現在は子ども部屋にしているので(今後変更の可能性はある)、すぐに実現できるプランではありません。
第一、私そんな社交的な人ではないんだから、その通りの部屋づくりをしても無理が出てしまうでしょう。
それでも、そんなふうに、今の「内気な私(笑)」という前提を取り払って考えてみると、もうね、普段全く思いつかないようなことが浮かんでくるの。
そして、そのままそっくりアイデアを生かせなくても、実現できそうなことも含まれているんです。
たとえば減らせないと思い込んでいた家具を減らしてみようとか、ふっと思いついたりします。
普段いかに固定化されたものの見方をしてるかってことなんでしょうね。
この「もしもごっこ」、もちろん様々に応用可能です。
私のように無意識に心理的な歯止めをかけている場合もあるでしょうし、
賃貸だから・・・
和室だから・・・
狭いから・・・
という制約で動きが取れなくなっているなら、
もしも賃貸でなかったらどんなふうにしたいの?
それを実現する方法はある?
というふうに自分に問いかけてみると、何かが流れ始めるかも♪
賃貸で壁に釘を打てなくて絵が飾れないなら、軽いパネルを画鋲で止められないかな?とか。
最初から知らず知らずのうちに諦めていることが見つかれば、「本当はどうしたいのか」に向けて、心もイキイキと動き出すかもしれません。
私も「社交的バージョン」以外にも、いろんな設定で試してみたいなと思っています。
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るる子さん、こんにちは!
目からウロコのお話ありがとうございます♪
私もさっそく「お客さまを呼ぶのが好きな自分」だったら・・・
と想像してみましたが
妄想力が乏しく・・・
なので手っ取り早く
ちょうど買いたいものがあったので
久しぶりにIKEAに行きました♪
たくさんの家具やコーディネイト例を観てきたので
今の家で「どうしたら快適に生活できるか?」も
深く考えようと思います!
キッカケをくださってありがとうございます(*^▽^*)
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>“色とりどりの自分を大切にする” きくち多恵 ∞茉莉華∞さん
なんと、早速IKEAに行かれたのですね。
というか、目に見えない「妄想」を現実化するのに、素敵なインテリアを見に行くというのは素晴らしい方法ですね!
そして多恵さんの行動力にも拍手を送りたいです。やっぱり自分の理想の空間で毎日を過ごしたいですものね♪
私の方こそ気づきをいただきありがとうございます。またいろいろとお話できるのを楽しみにしています。
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片付けと社交性面白い考えですね?
でももしかしたら関係あるかもしれませんね!
私は家を新築する時に台所とリビングル-ムに重点を置きました。それは人をお呼びした時に誰でも自由に台所に入って一緒に働けるためで主婦がお客様と時間を共にすることが願望でしたので!!
とゆうことは初めからお客様を呼ぶのが好きな私の性格を反映している家作りだったのかもしれませんね?
新築した年は80人程の方がいらっしゃいました。
確かに他人(先日は保険関係のかた)が家にあがるのは抵抗がありますものね?
日本でも昔は冠婚葬祭は自宅でしていたり縁側でお茶を飲んだりと家に人が出入りするのが普通でしたがだんだん個人の生活を重んじるようになったのではないでしょうか?
いずれにしても人のためではなく自分たちが快適に過ごせる家はやはり或る程度片付いた部屋にしたいですよね!!
るる子さんがそれに気がついてそれをテ-マにして生活しているのは素晴らしいことだといつも思っています。
これからも色々の考え方を楽しみにしています。
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>パ-プルさん
こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
なんかなんか、とっても興味深いので、あとでちゃんとお返事書きます。
今ちょっとバタバタしていますので、後ほどゆっくり書かせて下さいませ(^^)
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>パ-プルさん
改めてお返事書かせていただきます。
そうそう、パープルさんのお宅は本当に、お客様を呼ぶのに適した造りですよね!
我が家は古いタイプの造りで、どうも主婦は陰で働く、という思想が隠れているような気がするんです…。
お客様は床の間のある和室でもてなし、主婦が離れた台所から料理を運ぶ、みたいな。
さらにアイランドキッチンにリフォームしてしまったので、もしお客様をリビングにお通しするとキッチンが丸見え状態でけっこう大変^^;
いつか建て直すことができるといいんですけど。
その時には自分の性格や、どんな暮らし方をしたいか、そして家族のこともよく考えて設計したいなと思います。
おかげさまで、家のことや自分のこと、いつもと違った目線で考える機会が持てました^^。