暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
娘が中学に入学して驚いたことの1つに、全員にスケジュール帳が支給されたというのがあります。
普通の公立中学です。
生徒手帳ではないんですよ。
学生証付きの生徒手帳とは別に、A5版のバーチカル手帳が配られました。
毎日の時間割や宿題を書いたり、持ち物や提出物の予定などメモしているようです。
ゆくゆくは自分なりの学習プランを立てたり、勉強時間を管理したりするのにも使うんじゃないかな。
学校生活に特化しているので、使いやすそうです。
今の中学生はいいなー。
目に優しいアイボリーのページで、紙シンプルながら好感の持てる作りです。
大人もほしくなってしまう。
使い方の指導もあるようで、これを機に手帳を使いこなせるようになったら素敵だなと思ってます。
娘は小学校のクラスメイトと写っているお気に入りの写真を挟んだりして、手帳に愛着を持っているのがわかります。
これこれ、この感じがほしかったのよー。
小さい頃から、何とか主体的に手帳を使えるように仕向けたいと頑張ってきましたが、娘のノリはイマイチ。
細々と書き込んだりするのはあまり好きじゃないタイプかと思っていました。
学校の指導や、みんなで当たり前のようにやる環境って、強力ですねえ。
最初に使った手帳って、その後の手帳ライフにずっと影響を及ぼし続ける気がします。
私は学生時代に使っていた、大学生協の手帳がレフト式だったせいか、今でもレフト式が一番しっくりきます。
レフト式とは、見開きの左ページがスケジュール欄で、右ページがメモ欄になっている手帳です。
この自由なメモ欄がないと、とても窮屈に感じてしまうのです。
娘はバーチカルに馴染んでいくのかなあ。
楽しそうに色分けしたりしているのが微笑ましいです。
こんなふうに学校単位で導入しているところは他にもあちこちあるようです。
手帳業界の戦略かな?
でも手帳を使いこなせる若者を育てる動きは大歓迎です。