「家族」と書きましたが、主に夫のことです。
中一娘は、年齢的には台所に立っても不思議はないですが、今のところほとんど料理はしません。
かたや夫はバリバリ料理もしますし、皿洗いも掃除もします。
だから我が家の場合、キッチンは主婦の城ではないんですよねー。
料理を一緒にするのも楽しそうですが、それぞれ全く別々にしています。
週末の昼食と夕食作りは、基本的にすべて夫担当。
献立から始まり、買い出し、調理、後片づけまで、自分のプランに沿って進めたがります。
もちろん、すごくありがたいことなんですけどね。
夫は手出しや口出しされるのがキライなんです。
私が手伝おうとするとイヤがります。
逆はあるんですよ。
私は別に料理にこだわりはなくて、ラクにできるならその方がいいって思っているので、夫が手伝ってくれるならやってもらっちゃいます。
まあそういうわけで、キッチンは完全に共有スペースなので、変更を加える時は夫の意見も無視できません。
私もそこそこ自由にやっていますが、家族が不満を感じるようではよくないですもの。
でね、そんな風に私は一応気を使ってるのにさ、こないだ夫が突然「あ、保存容器買っておいたよ」と言うんです。
私に何の相談もなく!
一瞬え~~と思いましたが、見てみたら笑っちゃった。
いかにも私が買いそうな品だったんです。
そうね、これなら私的にも十分アリです。
もともと夫は、こんな和風の藍色の食器が好きだったわけではないはず。
やはり手持ちの食器類に、知らず知らず影響されるのですね。
そんなこんなで、夫との無言の駆け引きのもとに、我が家の台所は形作られていくのでした。
いずれ娘もそこにからんでくると、またどんなふうに変化していくのかな〜。