暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
毎日の「ちょこっと拭き」を楽しく続けていて、つくづく思うことがあります。
私って決してキレイ好きではないなあということ。
何年も気づかずにホコリまみれにしていた場所が、家の中にたくさんあります。
気づかなかったので、幸せに暮らしていましたが、いったん気づき始めると自分のだらしなさに呆れます…。
決して性格的に几帳面でキレイ好きではないんだなーと思います。
細かいことを「まあいっか~」とスルーする力は、よい面もあるんです。
完璧主義や潔癖症も、度が過ぎるとツライですよね。
自然な形で、「気づいたから拭いておこう」となるのが一番いいかも。
ちょこっと拭きを続けていたら、ちょっとその感じがつかめてきました。
今までは気にも留めなかった場所が気になって、拭きたい欲求が湧き上がってくる。
今日は拭き切れなかった分、明日続きをやることが楽しみになる。
実は前にもそうなりかけたことがありました。
このブログで皆さんと一緒に、毎日のキッチン掃除プロジェクトをやったことがあります。
続けるうちに、拭くという動作が身についてきて、何を見ても自然にふっと拭きたくなったのを思い出しました。
その後、プロジェクト終了とともに、また元に戻ってしまったようなのですが。
ただ、慣れることによって、習慣として身についたこともいろいろあります。
シンクの周りに飛び散った水滴を拭き取ったり、テーブルは汚れるとその都度気づいて小まめに拭くようになったり。
「拭くべきだから」と思って拭くのではなく、気になるからつい拭いてしまうという感覚を身につけるのが、一番負担が少なく、長続きする方法かもしれません。
拭くという実践を重ねるごとに馴染んで、少しずつでもキレイ好きな人に近づけるんじゃないかな。
キレイ好きでない人がキレイ好きに変身することは可能だと、私は信じています。
拭かずにはいられないから拭く、拭きたいから拭く、となった暁には、苦労せずに家の中がピカピカになっていくことでしょう(^.^)