こんにちは♪片づけペースメーカー鈴木るる子です。

言うことを聞かなかったり、いろいろとやらかしてくれる小1の娘。

最近の私は、特に夕方になると毎日のように娘に怒鳴ってしまう自分に疲れ果てていました。

イライラ消滅作戦とか、モヤモヤ解消法など、自分にとって有効な手段を頭ではわかっているんですよ。

でも瞬間的に怒りがこみ上げて、それすら間に合わないことが多いです。

それで後ですごい自己嫌悪に陥るし、もちろん子どもにだってよいはずがなく、けっこう悩んでいました。

今日は、そんな私に絶大な効果を発揮したある方法をご紹介します。

ツイッターでおつき合いさせていただいているnicoさんのブログで知った怒りへの対処法。

アンガーログと言って、自分が怒ってしまったら、その怒りに対する記録を取るというものです。

書く内容は、

 (1)怒った日時
 (2)怒った場所
 (3)怒るきっかけとなった出来事
 (4)その時の自分の言動
 (5)相手にしてほしかったこと
 (6)怒ることで起こった結果
 (7)その時の自分の感情
 (8)10段階での怒りの強さのレベル

nicoさんは、あな吉さん手帳術も実践されているので、このログを取るための専用リフィルも作られたようです。

私、この項目一覧を一目見て、うわーー深い!!と唸っちゃいました。

特に5番と6番。

これを冷静に振り返ることができれば、自分の怒りがいかに見当はずれかってことが身にしみてわかるはず。

たとえば子どもに、何をしてほしいかっていうと、もちろん片づけてほしいんですが、けんか腰で乱暴に片づけてもらっても、こちらも気分よくありません。

そう、本当は「①早く②気持ちよく片づけて」ほしいんですよね。

でも、ただ怒りをぶつけたのでは、その望んだ結果はまず得られません。

怒ったことによって、何とか「①早く」片づけてくれたとしても、②はまあ、まず無理でしょうね~。

というようなことを思いつつ、私もアンガーログをつけてみようと決心したのです。

ところがその日の夕方、不思議なことが起こりました。

アンガーログ、まだ表も作っていないし、実際に書いてもいないのに。

娘に対していつものように怒りの気持ちがこみ上げてきた途端、「あ、これ早速つけとかないとね。何て書こうかしら?」とふと冷静になる自分がいました。

そうしたら、怒りの気持ちが見事にさっぱりとその場で消えてしまったのです。

それよりもなんか、むしろ笑える感じ?

口は娘に文句を言おうと半分開きかけていて、眉毛は吊りあがりかけている。

それなのに頭の中は、「えーっと、本当にしてほしかったことの欄に書く内容は・・・」と妙に冷めた分析モードに入っている。

そのギャップが可笑しかったんです。

で。

それ以来、アンガーログを実際に書く前の段階なのに、娘に対して発作的に怒ることがほぼなくなりました。

もう1ヵ月くらいになります。

ウソのようなホントの話♪

何だか怒りのエネルギーがシュルシュルーって抜けちゃったみたいな感じです。

この方法を教えて下さったnicoさんには、とても感謝しています!!

本当はアンガーログ、つけてみたくてウズウズしているのですが、今のところその必要もないくらいなんです。

さて、でも怒りの感情というのは、なかなかに手ごわいものでして、ちょっとした後日談もあります。

長くなりましたので、続きはまた次の記事で書きますね。

 ⇒nicoさんのブログはこちらです。ほかにも素敵な記事がたくさん

桜お片づけ見える化シート2月版配布スタート!PDF
桜使い方について詳しい解説はこちら。PDF

桜お片づけ見える化シートって何?という方はこちらを見てね。

4 コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    アンガーログとはちょっと違うものなのですが、私も記録をとったことがあります。
    幼稚園の頃ですが、子どもとの会話(言葉だけなくトーンとか表情も含めて)の記録です。
    怒ってしまって母娘関係がうまくいかなかった時と、逆にうまくいった時の両方。
    こうすると、「この一言が余計だった。」とか「タイミングがよくなかった。」とか自分の言動を振り返って次にいかすことができましたし、ブログに書かれている通り、とっさに客観的になる訓練にもなりました。
    会話の記録は短い間だけですが、その後も、自分の娘への対応の振り返りは時々手帳に書いていました(中2くらいまで続けたかな。)
    今はもう高校生ですが、こちらの対応ひとつで展開が全くかわることがあります。
    大変と言えば大変ですが、どういう場面でどう対応するか試行錯誤するのも親の醍醐味だなと思っています。
    長くなって恐縮ですが、私は迷ったら「同じような場面でお友達にどのように声掛けする子になってほしいか」考えます。
    この指針を持ってから、本当に声を荒げて怒る機会が激減しました。
    皆無ではありませんが^_^;

  2. SECRET: 0
    PASS:
    私のブログまでご紹介くださりありがとうございます!
    アンガーログ、効果大きいですよね。
    こう書こうと思うだけで、そもそも、「あ、書かなきゃ」と思うだけでクールダウンできるなあと私も思いました。
    実際なかなかログは取れていないのですが、頭の中で項目について考えるだけでも効果ありました♪
    私も見た記事を紹介しただけなので、大したことはしていないのですが、それでもお役にたてなたら大変うれしいです(^-^*)
    ありがとうございます!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >パンチョふじこさん
    貴重なお話をありがとうございます。
    なるほどー。成功パターンと失敗パターン、
    両方の記録を取るのですね。
    やはり感情に巻き込まれず、いかに自分を
    客観視できるかってことなんですよねー。
    それにしても親業、鍛えられますよね。
    仕事の人間関係でも、いろいろあったり、
    勉強になったりはしましたけど、
    親子関係はまた別の、もっと根源的な感じ。
    私、自分ではけっこう冷静な方だと思って
    いたのですが、子ども生まれてみたら、
    なんか全然違いました^^;
    お友だちにどう声かけしてほしいかっていう
    基準も参考になりました。
    自分ができていないことを子どもに求める
    わけにいきませんものね。
    丁寧に詳しく教えて下さってありがとう
    ございました。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >nicoさん
    ご丁寧にコメントありがとうございます。
    ちょうどカントリー姐さんもnicoさんのブログ
    ご紹介されてたんですよね。
    すごいタイミング!!って思っちゃいました。
    アンガーログ、自力では出会えなかった
    考え方だと思いますし、自分で記事を見ても、
    子育てに応用できるとは気づかなかったかも。
    紹介して下さって本当に感謝しています。
    nicoさんのブログ、本当に勉強になることが
    多くて、いつも楽しみに読ませていただいて
    います。これからもよろしくお願いします。

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