暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
ここ最近の私の悩みは、小6の娘が早く寝ないことでした。
去年は、小5の娘が早く寝ないことで悩んでいました。
そして一昨年は小4の娘が…
って、お察しの通り、この悩みは何年も何年も、娘が赤ちゃんの時にまで遡ります。
寝かしつけてもなかなか寝ない子で、それが幼稚園に入っても、小学校に入っても変わらないって感じでした。
親として、子どもの生活リズムを整え切れないことで、どれだけ自分を責めたことか。
娘が時計が読めるようになってからは、「わかっているはずなのに」(と勝手に決めた)できない娘のこともずいぶん責めてきました。
不思議なことに、夕食やお風呂をどんなに早くして「今日は余裕だ!」と喜んでいても、油断して遅くなったり、布団に入ってから興奮して寝つきが悪くなったり。
宿命的、またはわざとなの⁇と思ってしまうほど、本当に長年、早寝がうまくいかない我が家でした。
ところがここ10日くらいになるでしょうか、なんと改善の兆しが!
今日はそのきっかけについてお話ししますね。
えーとまず、夕方以降のスケジュールをスムーズにするため、何年か前にこんなものを作りました。
朝のお支度ボードの放課後版。
ホワイトボートに予定を書き込み、一目でわかるようにしてあります。
日課となっているものは、両面マグネットに書き、毎日書き直さなくても済むようにしました。
…が、これ、もちろん何もないよりはずーっとマシなのですが、書いたとしてもなぜか予定通りに進まないことが多々あり。
使い物にならないと諦め、しばらくお蔵入りにしては、また思い出して使い始めるという繰り返しでした。
ところが最近、このボードがちゃんと機能している!
娘がちゃんとこのボードを見ながら行動している!
今までと何が違うのでしょうか?
それは、計画を娘自身が立てるようになったからなんです。
今までも私が一方的に決めるのではなく、娘と相談しながら考えていました。
曜日によって習い事があったり、下校時間や宿題の量も違うので、それに応じて。
ただボートに書き込んだり、マグネットを移動させたりするのは私。
娘にとっては、どことなく他人事だったのかもしれません。
今は娘がすべて決めています。
ポイントは、夕食の時間も娘が決めているということ。
普段も大体の目安は決めていますが、習い事や宿題の量、また親の私の都合などもあり、前後してしまいます。
娘に決めさせると、「6時15分にご飯ね!」などと、私にとっては無茶な要求も出てきます。
あんまり無理な時は交渉しますが、基本的に娘が決めたスケジュールで動くことにしてみたのです。
そうしたら、のんびり屋の娘が、予定より前倒しで動くようになった!
ひょっとして生まれて初めてかも⁇
今までは、行動と行動の間にダラダラしてすごく能率悪かったのに、どんどん予定を進めて時間が余るほどなのです。
物事がスイスイ片づいていく爽快感にも目覚めたようです。
自主性って大事なのですねえ。
(私に似て)時間管理が致命的にダメと思っていた娘ですが、そういうわけでもないのかもしれません。
お支度ボードも活かせるようになり、本当によかったと喜んでいるところです(^.^)