暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
さて前の記事からの続きです。
思春期で扱いにくくなってきた小6娘の態度が劇的に改善!
そのきっかけは、なんとWii Uを買ってあげたことでした。
娘の機嫌を取ろうと思って買ったわけではないけれど、何だかちょっと後ろめたい感じもして複雑な私。
でもねえ、考えようによっては別に悪いことではないのかも、と思うようになりました。
根拠の一つは、最近どこかで読んだある言葉です。
子どもというものは、機嫌よくさせておきさせすればちゃんと育つ、だったかな。
とにかく子どもが気分よく過ごせるように気をつけてあげることがとても大事らしい。
誤解を招きそうな部分もあるけれど、これは一理あるかも~と思ったのですり
わがままを何でも許すのとはまた違うんですよねー。
無意味に行動を制限したり、ツライことを押しつけたりしない。
やりたいことや希望を叶えてあげる。
ってことかな。
たとえばゲーム機を与えたくないという方針には、私の好みが強く反映しています。
ゲーム機が悪というわけではないのです。
望み通りにゲーム機を買ってもらえて、嬉しくて毎日が楽しくなるのなら、私の好みなんてどうでもいいんじゃない?
実際に娘は、生活に張りが出たのか、帰って来るなりすぐさま宿題を済ませ、ピアノ、通信教育の勉強、部屋の片づけを一気にやるようになりました。
夜寝る時間も少しずつ早くなってきてます。
そして私にとっての何よりの収穫は、今まで娘に伝えようとしてきたことが、ちゃんと伝わっているのだと確認できたことです。
帰ってきたら荷ほどきをすること、床にモノを置かないこと、靴を揃えること。
いつも「疲れた。面倒くさい」と言って、なかなかやらなかったので、いくら言ってもわからないのかと思っていました。
でもそうではなかった。
私がこれまで言ってきた通りのことをぶつぶつ呟きながら、荷ほどきしたり、床からモノを拾い上げたりする娘の姿にびっくり。
わかっていないんじゃなくて、わかっているのにやる気が出ないだけだったんですね。
子どもに繰り返し伝えてきたことは、ちゃんと伝わっています。
だからそれを実行に移すための元気が出るように、サポートすることが大事だったんです。
我が家の場合、今回それがたまたまゲーム機という意外な解決法でした。
方法はともかくとして、子どもの機嫌をよくしてあげることはやはり大事なポイントなんだと思いました。
そのためには、先入観にとらわれず、子どもの要求を叶えてあげる方向も模索してみるといいかもしれませんね。