手をかけずに食卓を豊かにする
暮ラシノユトリ舎お片づけ担当の鈴木るる子です。
つい数日前に知ったばかりの平松洋子さんという方の本にハマっています。
てはじめに図書館で借りたのが『忙しい日でも、おなかは空く』という本。
どちらかというと晴れの日の食卓というよりは、普段の食事をいかに美味しくするかにスポットを当てています。
だから派手さはないのですが、食に対する平松さんの情熱がひしひしと伝わってきます。
トマトに塩をかけて10分置くだけで味が濃くなって美味しくなる、みたいな小技がいっぱい。
楽しくなってすぐに真似したくなっちゃいます。
だから手元に置きたいなと思って買ってしまいました。
度肝を抜かれたのが、パイナップルに「唐辛子シュガー」をかけるという食べ方。
唐辛子シュガー!
びっくりしてすぐに粉唐辛子とパイナップルを買ってきて、砂糖は家にあったので唐辛子と混ぜて、パイナップルにかけてみました。
お味の方は…なんというか刺激的で爽快感があり、癖になりそう。
もしかしてこれからはただのパイナップルを食べたら、物足りなく思ってしまうかも。
思わずキワモノをいきなりご紹介してしまいましたが、他の項はむしろ地味で堅実なお料理が多いです。
梅干しごはん、けんちん汁、ナッツとにんじんのサラダなど、でもなぜか片っ端から試してみたくなるんです。
情報がてんこ盛りすぎないのもいいのかもしれません。
しばらくの間、平松ワールドで遊ばせていただこうと思います。
そして台所まわりの道具についても取り上げられていてそれも興味深い。
手拭いを3つに手で割いてキッチンクロスにする話や、麻の布巾や愛用の器のこと。
必ずしもそのまま真似しなくても、小気味よいリズム感のある文章なので、純粋にエッセイとしても楽しめる本です。
(スマホからなのでうまくリンクが貼れませーん。検索してみてね)
みなさま今日も楽しい一日を*(^o^)/*
るる子