暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
中1の娘が、トイレから慌てて飛び出してきました。
「大変!」
え、どうしたの?
トイレに飾ってある一輪挿しを倒して、水をこぼしてしまったんですって。
自分で床を拭き、一輪挿しにも水を入れ直していました。
(後からこっそりやり直す私(^^;; だって拭き残しが…)
飾っていたのはアイビーなのですが、
娘はしげしげと眺めたんでしょうね。
根がたくさん出ていることに初めて気づいたみたい。
「すごいねー、水だけなのにこんなに根が出てる!」
そう、本当にアイビーはすごい。
鉢植えから切ったものをお水に挿しただけなのです。
毎日黙々と根を伸ばし、時折り新しい葉っぱが出てきたりします。
誰かに見せるためでも、褒められるためでもないのにね。
リビングのパキラもそうです。
話の流れで「ほら見て、パキラも新しい葉っぱが出てきたんだよ」と娘に言いながら
「植物って、えらいねえ」
と思わず呟くと、全く同じセリフが同時に娘の口からも出てきて2人で大笑い。
虫に食われて壊滅的に見えたミントも。
いつのまにか新しい葉っぱが出てきてる。
ほんと、植物にはかないません。
学校になじめなくて、毎日ギリギリのところでがんばってる娘。
こうやって植物から少しでも励ましを受け取れたら、なーんて思ってしまいました。
私、かつては植物を枯らしてばかりいる女でした。
片づけができるようになって、ふと気づくと、植物の世話もできるようになっていました。
そのおかげで植物から、今たくさんの恩恵を受け取れています。