落ち着かない空間はどうして生まれるの？

2015年8月16日

暮ラシノユトリ舎お片づけ担当の鈴木るる子です。

ふだん最寄駅の近くにあるカフェによく足を運びます。

チェーン店だし、特に高級感のある場所ではないのですが、なぜかいろいろな作業に集中できるので気に入っています。

いつもその店がそこまで落ち着ける理由というのを考えていますが、これ！といった答えはまだ見つかりません。

同じチェーンの別の店舗に行った時、落ち着き方がなぜか全く違いました。

それも理由がすぐにはわからず、レイアウトのせい？明るすぎる？などキョロキョロ見回してしまいました。

一時は満席近かったその店ですが、長居するうちにお客さんがはけて、ズラッと席が空きました。

それを見ていて気づいたことがあります。

…乱れてる。

テーブルと椅子がバラバラ。

店員さん、特に見回りに来たりしないのね。

これは荒んだ雰囲気を醸し出すわー。

やっぱりこまめにテーブルを拭いたり、そのついでに歪みを直したり、手をかけないと、こうなってしまうようです。

それが積み重なって、どことなく落ち着かない雰囲気になっているのでしょう。

そのお店、テーブルには小さな花が飾ってあるし、内装なども決して悪くはないのです。

でもそんなことよりも、家具をまっすぐに整えてきれいに拭くという、地味なことの方が大事みたい。

最近、人を落ち着かせ、元気をチャージしてくれる空間の作り方に興味があります。

そのために何をしたらいいか、まだ確立し切れていないのですが、「これはダメ」という事例は、こうして少しずつわかってきた気がします。

自宅でも同じだとは思いますが、多くの人が出入りするお店などでは、こういうことが余計はっきりと現れてしまうようですね。

勉強になります。

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