暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
熊本地震の被災者のみなさんは、いまだに不安と不便の真っ只中でお過ごしのことと思います。
心からのお見舞いを申し上げます。
暮ラシノユトリ舎のお客様の中にも被災された方がいらっしゃり、幸いにもご無事との連絡をいただきました。
こちらからはかえってご迷惑になりかねないため、なかなか安否の確認もできませんが、心配をかけないようにとご連絡下さったお気持ちが本当に嬉しかったです。
いろいろなことを思いますが、普段通りの生活を丁寧に送るのが、被災しなかった者にできる最大のことかもしれません。
大規模災害では、被災直後よりも時間がたつにつれて支援がより必要となる面がありますので、忘れずに心を向けていきたいです。
義援金などの具体的な支援については、追い追い考えていきたいと思っています。
さて昨日の記事の続きです(^.^)
⇒10年来の夢を叶える道筋①
我が家のリビングのドアが壊れたのには、古くからの伏線がありました。
11年ほど前の入居時にリフォームでつけたドアなのですが、その時どうも少し斜めにつけられていたみたい。
そのせいで、放っておくとひとりでに開いてしまうという困ったドアでした。。
そこでドアクローザーをつける。
↓
無理な力が長年かかり続ける。
↓
ドアノブが壊れる。
↓
ドアノブが壊れる。
↓
遂に蝶番が折れる。
という事態に至りました。
それまでも調子の悪いドアでしたから、取り替えようという話がいつ持ち上がってもおかしくなかったのです。
でも使って使えないことはないので、ずっとだましだまし使ってきました。
で、今回本格的に壊れて、知り合いの業者さん呼ぶことになったのですが、その時私はひらめいた!
そうだ、これは自室のプチリフォームを相談する絶好のチャンス!
何をどう頑張ってもオシャレには見えない引き戸に、壁紙みたいなものを貼ることができないか、思い切って相談してみたのです。
思い切って。
いや別にそんな大したことでもないのに、それほどの思い切りが必要だったんでしょうか?
…はい、そうだったんです。
自分だけのための空間にお金とエネルギーをかけることに、抵抗感がありました。
相談した時も、高かったらやめようと思って恐る恐る。
見積もりを出してもらったら思っていたより高くてびっくり。
うわー、もうやめようと思いました。
ところがその後、最初は「自分の部屋のは自分で出してよ」と言っていた夫が、出してあげると言い出しました。
え!ホントに?
それはありがたい。
ありがたいけれど、それでも私、この期に及んで、「高いから2面あるドアのうち、1ヶ所だけでいい」と言ったんです。
業者さんにもその旨連絡したのになぜか伝わってなくて、2面分の準備をして来てくれました。
ギリギリになってから夫に「見積もりが2面分になってたらしい」と言ったら、「もう今さらいいから」とそのままスルー。
紆余曲折ありましたが、施工が終わってみるとやっぱり両方やってよかったー。
それにしても途中で何度も、やめようとしたり、縮小しようとした自分の抵抗感の強さに驚きました。
夢を叶えるって…けっこう力いるなーというのが実感。
それと同時に、流れができるとそれに乗って自動的に進んでいくものなのね~というのも感じました。
長年問題を抱えていたリビングのドアがこの時期に壊れたのは偶然だけど、偶然じゃないのかも。
もちろん引き戸のリフォームをしただけですから、まだまだ道半ばです。
でもね、たぶんこれは流れに乗ってる。
今度こそ大丈夫。
という気がしています。
そうそう、引き戸のリフォームにお金をかけることにためらいがあったのにはもう一つ理由があって、自分のセンスにイマイチ自信が持てなかったのです。
よかれと思って選んだ白の木目。
それがヘンテコだったらどうしよう~という不安。
引き戸に隣接するクローゼットの扉が茶色なので、浮いたりしないか?というのもよくわからなかったし。
サンプルを凝視して、現場で扉に押し当ててみたりして、一生懸命考えました。
終わってみたらいい感じでホッとしています。
このプロセスを通じて、空間を素敵にグレードアップさせるコツを学びつつあります。
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