昨日は冬至だったので柚子湯に入りました。
日が短くなり、夜明けも遅い今日この頃です。
5時台に目覚めてお茶を淹れて、写真を撮る趣味があるのですが、窓の外は真っ暗です。
それが冬至を境に、これからは日が伸びて行くので、私は冬至というとお祝いしたい気持ちがあふれます。
それで毎年身の回りの人たちに「冬至おめでとう」とメールしています。
10年にはならないかもしれないけど、けっこう長く続けてきました。
1年に1回だけ、この機会に短歌を詠んでメールに添えています。
やりつけないことなので時間はかかるし、うまくできなくて毎年キーッとなります(笑)。
このメールだけでつながっている友人もいるので、できるだけ続けたいのですが、去年はとうとう一回お休みしちゃいました。
今年も無理かも…と傾きかけましたが、なんとか出すことができました。
出せなかった人や、戻ってきてしまった人もいて、人数は減ってしまったけれど。
出してみて、やっぱりよかったなと思いました。
受け取ってくれる人たちがいるだけでもありがたいことだし、返信してくれる人もいるのがいっそうありがたいです。
あ、もし冬至メール受け取った方がこれを読んでも、「返事出してない」とか思わないで下さいね!
負担に感じる習慣を手放すことで、楽になることももちろんあります。
でも冬至メールを書きながら、決まったことを繰り返す良さを思い出したのも本当のこと。
今年はですね、なんだか年末の実感がなくて、こんな年の瀬は初めてかもと思ってしまうほどなんです。
娘が中学生になり、クリスマスパーティー♪という時代も過ぎたことや、今年は帰省しないことなど、いろんな要因があると思います。
そんな時に「何年も続けてきたちょっと億劫なこと」を再開して救われた私。
煩わしいと感じているあれこれも、なくなってみたら何らかの形で自分の支えになっていたと気づくのかもしれません。
最後に過去の短歌を少し載せておきます。
皆さま冬至おめでとうございました。
(まだ年内ブログの更新もしますし、メルマガも送ります。配信は明日でなく火曜日になります。)
大きなる眠りよ鳥も草も木も
冬に抱かれて明るみながら(2013)
かなしみの癒えぬたましひ眠らせて
夢の汀(みぎわ)にひかり降る降る(2012)
まだ遠き光の春に憧れて
見上げる空の青の深さよ (2009)