お片づけの先にあったもの

片づけペースメーカー鈴木るる子です。

お片づけって何のためにするんでしょう？
それは決して単なるお片づけだけにとどまらない
広がりと可能性を秘めたテーマだと思います。

３年以上前になりますが、
２歳になろうとする娘との毎日は
朝から晩までバタバタでした。
（参考記事はこのへんとかこのへん）

まともにモノを考えるだけの足場も基地も、
家の中に見当たりませんでした。

解決策を求めてコーチングを受け始めましたが、
最初の半年くらいは、恥ずかしながら、
私のテーマはずーーーっと「お片づけ」でした。

とにかく生活を整え、気持ちを落ち着けるために、
まずは「お片づけ」をしなければ、
一歩も前に進めなかったんです。

せっかく時間も費用もかけてコーチをつけているのに、
小学生みたいに「お片づけ」っていうのは
情けなかったし、片づけても片づけても、
また散らかるの繰り返し・・・。

もう私は永遠にこのテーマから抜け出せないかと
思ったりもしたものです。

しかし。

半年ほど格闘して、ふと気づくと、
事態がずいぶん改善されている。

リビングに散らばっていた娘のおもちゃには、
いつのまにか全部指定席ができていました。

だからどんなに散らかっていても、
５分間わき目もふらずに片づければ何とかなる。

そして何より嬉しかったのが、
片づけのめどが立ったことで気持ちにゆとりができ、
自分のライフワークを真剣に考えてみようかなという
前向きな気持ちがわいてきたことでした。

やはり人は、足元がしっかりしていることで、
初めて無理なく未来に目を向けることが
できるんだと実感したのでした。