片づけペースメーカー鈴木るる子です。
松谷みよ子さんの「ちいさいモモちゃんシリーズ」、子どもの頃に読んだというママも多いのではないでしょうか。
モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)
松谷 みよ子 菊池 貞雄
私自身も小さい頃からなじみがあったので、娘が2歳くらいの時に本屋で見つけ、何気なく買いました。まだ読めなくても、そのうち役に立つだろうという軽い気持ちでした。
挿絵こそついていますが、絵本ではなくお話の本です。
当時2歳の娘には早いと思ったのですが、娘が「よんで」というので、ある日読み聞かせしてみました。するとちゃんと物語についてくるではないですか。驚きました。
絵本好きの娘ではありましたが、これは松谷さんの文章の力だと思います。小さな子どもの心にまっすぐ無理なく届く文章なのです。
けれどこの本の本当の凄さを知ったのはその後です。
モモちゃんのお話は全部で6冊のシリーズになっていますが、シリーズが完結した時には私自身はもう大きくなっていたので、まだ読んだことのない物語がありました
それで図書館で借りて、6冊を通して読んでみました。モモちゃんのママ(松谷さん)はパパと離婚して、仕事をしながらモモちゃんと妹のアカネちゃんを育てます。
別れたパパは、その後病気になり、亡くなってしまうのですが、モモちゃんシリーズは童話でありながら、その悲痛な体験をすべて包み隠さずに書いてあります。
童話であると同時に、松谷さんの半生記でもあるのです。
そして今、5歳の娘は自分で本を読むようになり、夏休みになってからモモちゃんシリーズを夢中になって読んでいます。
子ども向けだからと手加減することもなく、2歳の子どもから、大人までを引き込む力のある本なのですね。
大人向けに松谷さんの離婚の背景などを語った本としては『小説・捨てていく話』も出ています。
小説・捨てていく話
松谷 みよ子
こちらも読みました。基本的にはモモちゃんに書かれているのと同じストーリーなのですが、逆に「全部本当だったんだ」とわかりびっくりしました。
SECRET: 0
PASS:
小学校低学年の頃・・図書館でよく借りて
読みました・・・・。
今まですっかり忘れていました~~。
とっても懐かしくって・・ついコメしてます。
思い出させてくれてありがとう♪
SECRET: 0
PASS:
>ミミさん
私も本屋で再会したときは、懐かしさで
いっぱいでした。
大人の目で読むと、その深さに驚きます。
読み聞かせしてるとウルウルしちゃうんですよ。
SECRET: 0
PASS:
子供(私は小学生になって読みましたが;)の頃は本が大好きで、このモモちゃんもよく図書館で借りました!
でも、そんなストーリーがあったとは・・・
全然知りませんでした(+_+)
改めて読んでみたくなりました。
娘がお話についてきてくれるかどうかはわかりませんが・・・(とりあえず破かないといいけど;)
今度見つけたら、読み聞かせしてみようかなと思います♪
SECRET: 0
PASS:
>じゃんさん
私もモモちゃん秘話(?)は最近知ったので、
とってもインパクトがあったんです。
子どもの頃って、そういうのわからないですものね。
お嬢さん3歳ですよね?
読み聞かせ、もう少し大きくなってからでも
十分楽しめると思います。
機会があったら手に取ってみて下さいね。