ヒマワリ片づけペースメーカー鈴木るる子です。

松谷みよ子さんの「ちいさいモモちゃんシリーズ」、子どもの頃に読んだというママも多いのではないでしょうか。

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)
松谷 みよ子 菊池 貞雄
4061192310

私自身も小さい頃からなじみがあったので、娘が2歳くらいの時に本屋で見つけ、何気なく買いました。まだ読めなくても、そのうち役に立つだろうという軽い気持ちでした。本

挿絵こそついていますが、絵本ではなくお話の本です。

当時2歳の娘には早いと思ったのですが、娘が「よんで」というので、ある日読み聞かせしてみました。するとちゃんと物語についてくるではないですか。驚きました。目

絵本好きの娘ではありましたが、これは松谷さんの文章の力だと思います。小さな子どもの心にまっすぐ無理なく届く文章なのです。

けれどこの本の本当の凄さを知ったのはその後です。

モモちゃんのお話は全部で6冊のシリーズになっていますが、シリーズが完結した時には私自身はもう大きくなっていたので、まだ読んだことのない物語がありましたビックリマーク

それで図書館で借りて、6冊を通して読んでみました。モモちゃんのママ(松谷さん)はパパと離婚して、仕事をしながらモモちゃんと妹のアカネちゃんを育てます。

別れたパパは、その後病気になり、亡くなってしまうのですが、モモちゃんシリーズは童話でありながら、その悲痛な体験をすべて包み隠さずに書いてあります。

童話であると同時に、松谷さんの半生記でもあるのです。

そして今、5歳の娘は自分で本を読むようになり、夏休みになってからモモちゃんシリーズを夢中になって読んでいます。ひらめき電球

子ども向けだからと手加減することもなく、2歳の子どもから、大人までを引き込む力のある本なのですね。合格

大人向けに松谷さんの離婚の背景などを語った本としては『小説・捨てていく話』も出ています。

小説・捨てていく話
松谷 みよ子
4480803149

こちらも読みました。基本的にはモモちゃんに書かれているのと同じストーリーなのですが、逆に「全部本当だったんだ」とわかりびっくりしました。

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4 コメント

  1. SECRET: 0
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    小学校低学年の頃・・図書館でよく借りて
    読みました・・・・。
    今まですっかり忘れていました~~。
    とっても懐かしくって・・ついコメしてます。
    思い出させてくれてありがとう♪

  2. SECRET: 0
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    子供(私は小学生になって読みましたが;)の頃は本が大好きで、このモモちゃんもよく図書館で借りました!
    でも、そんなストーリーがあったとは・・・
    全然知りませんでした(+_+)
    改めて読んでみたくなりました。
    娘がお話についてきてくれるかどうかはわかりませんが・・・(とりあえず破かないといいけど;)
    今度見つけたら、読み聞かせしてみようかなと思います♪

  3. SECRET: 0
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    >じゃんさん
    私もモモちゃん秘話(?)は最近知ったので、
    とってもインパクトがあったんです。
    子どもの頃って、そういうのわからないですものね。
    お嬢さん3歳ですよね?
    読み聞かせ、もう少し大きくなってからでも
    十分楽しめると思います。
    機会があったら手に取ってみて下さいね。

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