片づけペースメーカー鈴木るる子です。
大好きな絵本を1冊紹介します。『ふしぎなともだち』というアメリカの絵本です。
ふしぎなともだち (児童図書館・絵本の部屋)
サイモン ジェームズ Simon James
少年レオンはこの町に引っ越してきたばかり。パパは遠い戦地に行っているので、ママと二人暮らしです。
そのママも忙しく、レオンは多くの時間を一人ぼっちで過ごしています。
でもレオンには目に見えない友だちがいます。名前はボブ。
一人の食卓だって、ボブがいてくれるので平気。
ママが学校に送ってくれない朝も、ボブと話しながら行くから大丈夫。
でもレオンの本当の気持ちはどうなのかな・・・。
そんなある日、隣の家に誰かが引っ越してきます。見ると自分と同じくらいの男の子がいるようです。
レオンは勇気を出してその子を公園に誘いに行きます。
ボブ、もちろん一緒についてきてくれるよね。
ところがお隣の家の玄関前でふと気がつくとボブがいない。いったいどこへ消えてしまったんだろう?
さてレオンは一人でも、ちゃんと男の子に声をかけることができるんでしょうか。そしてボブは一体どうしてしまったんでしょう?
最後のページではいつもウルウルしちゃいます。何度も読んだのに、今もまたウルウルしてます(笑)。
字も大きいし、そんなに長いお話ではありません。だから読み聞かせすれば3、4歳でも聞けると思いますが、この本の本当の良さがわかるのはもう少し大きい子かなあ。
それぐらい深くて、心が温かくなる絵本です。
我が家の5歳の娘も、一人っ子なのでレオンの気持ちわかるかなーと思うんですが、どうもまだみたいです。
どちらかというと大人の方にも、ぜひぜひ図書館で手に取っていただきたいです。
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