暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
先日お友だちが読んだ本に書いてあったという話。
子どもが学校や幼稚園で作ってきた作品を捨てるタイミングはいつがベストかというと「持ち帰ってすぐ」なのだそうです。
それには理由がちゃんとあって、作った後ずーっと取っておいて後から捨てようとしても、子どもが「うわぁなつかしい」となって捨てられなくなるからなんだそうです。
それは一理あるかも、と思いつつ、素直に「なるほどそうなんだ♪」ともなり切れず…。
先日、娘の幼稚園時代のおえかきちょうを見ていたら、当時は思い入れのなかったものなのに、しっかり捨てられなくなっていました。
だって小4になった今の娘にはもう絶対に描けない絵なんです。
読めないような、ひらがなもどきが書いてあったりして、可愛いったらありません。
これなんかはまさに、タイミングを逃して捨てられなくなったよい(悪い?)例ですよね。
でもね、私は別にそれもいいんじゃないかなって思ったのです。
何年も取ってあるモノを、ある時処分しようと思って手に取ったとします。
そのたまたまのタイミングで自分がどう判断するか、予測することはできません。
長い間処分できなかったモノであっても、ふと「もういいかな」と手放す気になれることもあります。
…そう決心して手放しても、後悔するかもしれないし。f^_^;
そうなってくるともう本当に、その時の自分の気持ちを尊重するしかないんだと思います。
ある時点で「いらない」と確信したのであれば、それはやはり真実なのです。
私は実は思い出の品については、どちらかといえばクールな方かも。
写真なども「どうせ見ないよね」って、意外と潔く手放してしまったりします。
でも娘を見ていると、幼稚園の卒園アルバムを今でも時折取り出して眺めたりしてるんですよね。
そうやって思い出の品を大事にして、実際活用している姿を見ると、やっぱり記念の品って必要なんだーって妙に感心してしまったり。
そういう娘なので、幼稚園時代の作品もまだまだ取ってありますよー。
それでも少しずつ本人が納得したものは手放したりもしていますが、今取ってあるものはそれこそ、今後「なつかしい!」って思って捨てられなくなる可能性もあります。
そんなことも含めての、モノとのご縁だと思うのです。
一つ言えるのは、何年もの間しまいこんで忘れ切ってしまうのではなく、できれば時々風を通しながらモノと対話し、見直す時間を持てたらいいなということ。
そうやって、モノと自分との関係を丁寧に築いていけたらって思います。
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鈴木るる子