近所をランニングしながら、通りすがりの家の花を密かに激写するのが最近の趣味です。
目立たない花でも、近づいてみると思いがけない美しさを見せてくれることがあります。
写真の椿、一枚目は何気なく撮ったものですが、予想外にきれいに写りました。
翌日また同じように撮りたいと思って、同じ花を狙ったつもりなのですが…
何かちがーう。
同じ木のはずなのですが、もしかしたら違う花を撮ってしまったかも。
光の当たり具合も違うし。
思った通りにはいきませんでした。
いつものランニングコースにある椿、いつでも同じように簡単に撮れるかと思ったら、全然そうではないですね。
同じ時間は二度と戻ってこない。
一瞬一瞬が新しい。
わかっているようで、忘れがちなことを、こんな形で知ることになりました。
昨夜、娘が寝室の窓から月を眺め、その美しさに感動して私を呼びに来ました。
一緒に空を見上げると、たしかに稀に見る美しい満月。
娘は感激して「明日も見られるといいな」と楽しみにしていたのですが、今日は昨日ほどきれいには見えなかったようです。
もちろん月の欠け方だって違うわけだし。
「二度と戻らない今日」なんて言ってもピンとこないのだけれど、本当に本当のこと。
平凡に見えても、実は一瞬一瞬が、奇跡みたいに大切な時間なのですよね(^.^)