暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
小6娘への私からのクリスマスプレゼントは、MP3プレイヤーでした。
クリスマスプレゼントなので、本来は別に条件をつけるのはおかしな話なのですが、それを買う代わりに「毎日毛布をたたむ」と約束させました。
なぜそんなことをしたかというと、このところ娘は、立て続けにいろいろと大きなものを買ってもらえる巡り合わせ。
10月にWiiUを買い、また1月にもお誕生日を控えていたので、親や親戚からプレゼントの嵐です。
プレゼントとの交換条件ではないけれど、欲しいものを手に入れるに当たって、ちょっと何か頑張ってみない?と提案したんです。
実際、何でもポンポン買ってもらえるよりは、自分でお金を貯めるとか、何か努力して勝ち取った方が楽しいと思うんですよね。
それで順番は逆になりましたが、買った後に「21日間連続で毛布をたたむ」と決めました。
あ、毛布というのはリビングでひざ掛けとして使うハーフブランケットです。
昼間は頻繁に使っていますが、夜寝る前にきれいにたたんで座椅子の背にかけます。
その作業を娘が責任を持ってやるということにしました。
そして、この「目標すごろく」に記録~。
これね、明けて一昨年の年末大掃除の時にお配りした「大掃除すごろく」をリメイクしたものです。
去年はうっかりして配布を忘れてしまいましたが、普段の時期でも使えるので、タイトルのところだけ変えてまた配ろうかな。
手帳付きの私の娘なのに、あんまり細々とメモするのが好きでない娘。
年齢のせいなのか、そういう性質なのかはまだ見極め中ですが、娘のツボは「ユーモラスなイラスト」なのです。
それで「面白いイラスト付きで記録してよ」と言ったら、毎日手を替え品を替えいろいろ描いて楽しく記録を始めました。
毛布をたたむのは1分もかかりませんが、一刻も早く布団にもぐりこみたい時に、欠かさずたたむのは、それなりに大変です。
でもちゃんとサボらずにやり遂げました。
後半はイラストナシになっちゃいましたけどね。
小さいルールを決めてそれだけは必ず守るという方法は、自信を育てるのにとても効果のある方法です(大人も)。
実は最近私が怒りすぎていたせいか、娘の自己肯定感が揺らいでる⁇と心配になることがあって。
私が自分の言葉や態度に気をつけると同時に、この作戦を始めました。
無事に終わったので、次は「お風呂上がりに服をたたむ」にチャレンジします。
え、そんなこともできてないの?と思われそうですが、「簡単なのについサボってしまうこと」を選ぶのも大事なんです。
少しだけ頑張れば確実に実行できることを増やし、考えなくても手が動くようにする。
そしてできるようになったことを、ちゃんと認めて喜ぶというのも大切なプロセス。
娘が21日間クリアしたのを見て、あ、私も頑張ろうかなって思えるようになりました。