暮ラシノユトリ舎の鈴木るる子です。
ひとつ前の記事でお伝えした、運気をアップさせる3ヶ月片づけなのですが、実はある考え方をヒントにしています。
メルマガではよく話題にしている「サンデーバスケット」という書類整理法があります。
これは一週間に1回、家中の書類を見直して(私は家中のはやってない)、今後一週間に使うものだけを分けておくというやり方です。
提唱されてるのは、アメリカのオーガナイザーLisa Woodruffさんですが、そのLisaさんのポッドキャストで聞いた「夏の目標」についてのお話です。
私たち日本の母にとっても、もちろん夏休みの過ごし方は、大きな問題です。
が、アメリカでは6月から子どもたちの夏休みに入ってしまうんですよね。
夏の終わりまでの3ヶ月をどう過ごすか、いや乗り切るかは日本にも増して悩みのタネなのでしょう。
そこでLisaさんの話ですが、毎年「夏のテーマ」を決めるのだそうです。
Summer target (夏の目標)という呼び方をしていました。
たとえばある年は、仕事のホームページの改定作業を目標にしたので、時間が少しでも空くとせっせと作業をしていたとのこと。
焦点を絞って、暇さえあればそのテーマに取り組むことが大事なのだそうです。
なるほどー。
別の年は、子どもたちが巣立つ前の最後のチャンスだと思い、家族の時間を最優先にしたそうです。
夏の間は子どものスケジュールにとことん合わせ、気まぐれに買い物に行きたいと言われれば、いつでもドライバーとスポンサーに徹したとか。
子どもが小さい頃は、親のスケジュールで子どもを動かしていたけれど、大きくなってくると逆なんですね。
子どもに合わせなければ、一緒に過ごす時間など取れなくなってしまうのです。
このあたりの話も、思春期母である私にとって大いに参考になりました。
結局のところ、夏休みにあれもこれもと欲張って普段通りにやろうとしても無理があるし、何もできないまま終わってしまうってことなんですよね。
今年はコレ!と決めたら他はスパッと諦める割り切りが必要。
やりたいことは山積みで気持ちは焦るけれど、一つずつ取り組んでいくのが、物事を成し遂げる最短ルートなのかも。
私は夏が終わった時に、「今年は家の中の気になる部分を一掃した!(そして運もよくなった!)」と思えるように、できることをやっていきたいと思っています。